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『リーガル・ハイ』一話

 今期のドラマは推理ものが多い気がする。あちこちのドラマ感想を読んで、試しに一話観て視聴を決めたのは『リーガル・ハイ』。堺雅人すごい。変人で最低なキャラだ(笑)。新垣結衣は、今まではこれといった特徴が無くて私のアンテナに引っかからなかったんだけど、今回は髪型がかわいい。おしゃれじゃなく凡庸な感じで。

 毒舌破天荒弁護士と生真面目で正義を信じる新米。わりとありがちなキャラ設定のようで、一捻りあるところが面白い。古美門は有能だけど完璧ではなく、一時は窮地に陥り、それを子供のように癇癪おこして悔しがる素直さもある。黛は少し頼りない理想主義者だけど、対比で無能というわけでもなく、きちんと理論立てて古美門に噛み付く理性と強さを持っている。

 視聴を決めたシーンはですね、古美門の(途中で一度負けた時の「ぼく、負けた!?」と、一番最後の「あの場で言えてたらなァ!」)のセリフです。あとは黛が(無罪の紙を出す練習をしていたのと、最終的にあれだけ練習したのにすっ転んで紙逆さまだったところ)。なにこの子ちょうかわいい。


 裁判に理想や道徳観念を押し付けないシナリオも、今までのドラマと違ってかなり割り切っているようで感心した。事件の真相や真犯人を追求するのは警察の仕事。検事と弁護士はただ戦って勝敗を決するのみ。
 裁判のシステムというのは、有罪と無罪へ向かう力がぶつかり合って、証拠が精査されるためにあると思う。有罪にしたいなら、無罪にしたいなら、両サイドとも確実な証拠をこれでもかというほど積み上げなければならない。その証拠がいずれ真実を指す。そのために検事と弁護士は敵対して、相手を潰す勢いで粗探しして、穴を見つけて、勝利しなければならない。金の為でも正義の為でも何でもいい。そんな動機はシステムに影響しない。

 まだ純粋で道徳心のある黛が、そういうドライな方向に行くのかそれとも挫折するのか。また古美門が金の為だけではなく何かの為に動くことが今後あるのか。
 ジャンルとしてはコメディだけど、色々気になるところのあるドラマです。
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2012-04-28 : ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まみや海峡

Author:まみや海峡
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