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映画『脳内ポイズンベリー』感想

映画『脳内ポイズンベリー』感想。いや~、ただのラブコメじゃないよ!?すごく面白かった。二人の男性の間であれこれ優柔不断に迷う気弱な主人公というありがちなストーリーが、『脳内丸見せ』という今までにない手法でものすごくスリリングに仕上がっている。

脳内メンバーがみんなかわいくてもう…私の脳内にも来てくれませんかね。理性、衝動、ポジティブ、ネガティブ、記憶。どれも自分の主というか本体のために一生懸命戦ってる。
主人公の性格に共感できなくても、脳内メンバー達の必死の葛藤には誰もが共感できるんじゃないだろうか。

主人公いちこは、真木よう子だから顔はすっごく華やかでかわいいのに、あの髪型と服装でだいぶ素朴というか野暮ったく見える。あのニット帽は被ってなきゃいけないの?あれがなければだいぶ美人に見えるんだけど。
脳内会議してる時の、困った顔で目をぱちぱち瞬きさせてるのがかわいかった。

年下の早乙女は、ああいるよねーこういうずっとローテンションな若者、と思った。もう少ししゃきっとせんかい!
年上の越智さんを私は応援してたよ。いい人じゃないか!衝動(ハトコ)曰く「全然ときめかなーい!」らしいが。うーん、いい人だけじゃ駄目かい?

脳内会議、いちこの言う通り「頭の中が大騒ぎ」だった。池田(ネガ)の毒舌攻撃の激しいこと。石橋(ポジ)のオーバーアクションも楽しい。吉田(理性)は全然理性的じゃないよ(笑)。ゲンドウポーズする割にメンタル弱い。メガネがいくつあっても足りない。動揺するたびにヒビが入っちゃう。

ハトコ(衝動)の丸い目と丸いほっぺがかわいすぎる。私もぷにってしたい。子供の設定にしたのは上手いなあ。ほんとに衝動っぽい。岸さん(記憶)の外見がステキ。やっぱり記憶(過去の経験)はいざという時頼りになるんだなあ。

いちこは優柔不断でネガティブで(だから池田があんなに強い)、普通ならあまり共感を得られないキャラなんだけど、それが脳内会議でだいぶ違った印象になる。こんなに必死にもがいていたのか!ってなる。ネガとポジと理性が、なんかもう画面的に葛藤(格闘)してるからね。

はたから見れば取るに足らない小さな恋愛かもしれない。けど脳内会議のクライマックスはすごく感動的だった。いちこに限らず誰だって、自分の幸せのために必死に脳内会議してるはず。そして脳内メンバーは、守るべき主のために互いに手を取り合って戦っている。

越智さんのあるシーンの表情が、「今、ひょっとして脳内会議してるんじゃない!?」って感じだった。越智さんだってきっといちこみたいに会議が紛糾してるに違いないよ。早乙女もしてるかもしれないけど、あのあっさり顔だと、早々に会議終わっちゃってるな。

WOWOWで放送したらもう一回観たい。まず、ホラーと推理ものしか観ない私の興味を引いたという時点でこの映画只者じゃない。死体の出ない映画なんて私普段観ないよ(笑)。
観に行って良かったと思える映画でした。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2015-05-30 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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