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『君の名は。』感想

『君の名は。』感想。話題になる前から、映画館の予告で観てなんとなく気になってた。この私が!サスペンスとホラーしか興味ない私が!珍しい!でもただの恋愛映画じゃないだろうなあという予感はしてた。たぶん途中で世界がひっくり返るだろうと。

恋愛ものに興味ゼロな私が観ても引き込まれるストーリーだった。まずただの恋愛じゃない。CMですでに明かされているとおり、男女の意識が入れ替わり、周りにばれないよう相手になりすまして日常を送る。その様子だけで十分面白いし、それゆえに生まれる特殊な恋愛が今までになく面白かった。

入れ替わるだけで恋に落ちるのか、という疑問をTLで度々見かけたけど、私の分析結果はYES。充分可能性あり!

入れ替わるという特異な経験の共有。そこから生まれる強烈な連帯感。周囲には秘密であり、自分だけが特別という昂揚感。対面すらしてないのに、互いになりすますため深くプライベートに踏み込み、それが「気を許されている」感を増す。これらの要素で尋常じゃなく気持ちが高まるのだ。

加えて後半の危機的状況で、お互い相手のために奔走することによって更に相手が特別になり、もうどうしようもなく運命的になる。なので実は半分くらいは吊り橋効果が入っている。100%恋愛というわけではない。恋愛より先に運命共同体になってしまったと言える。

そもそも対面して、会話して、あるいは外見を見て、何か行動して、好感を抱くという当たり前のことができていないのだ。だからこそ「会って相手を認識したい」という気持ちが強くなる。
実際に会った後、『効果』が薄れるのか変わらないのか、それなしでも果たして恋愛であり続けるか。

もちろんこんな分析ばっかりしてたわけではなく、上映中は素直に楽しんで観てました。噂に違わず風景が綺麗~!美しい湖やのんびりした田舎の風景はもちろん、東京のビル群や通勤ラッシュでさえ、色使いが柔らかいせいか優しく夢の中のように見える。

三葉と瀧の入れ替わりも面白かったし、中の人の演技がまた上手くてもう…。入れ替わり生活もっと長く見たかったな。三葉の妹の四葉のしっかり具合もかわいい。あのメガネ君は人間ができすぎている。長澤まさみ、声優上手いな~。

終盤の、上手くいくのかいかないのか、会えるのか会えないのかのスリルがたまらない。
ここら辺が非常に一般受けして大ヒットに繋がったのではないだろうか。
やっぱみんなそういうの好きなんだよ…。会いたくて会えなくてでも会いたいみたいな。西野カナみたいなやつ。

総括。普段ホラーとサスペンスばかりな私でも非常に楽しめる映画でした。おすすめ。
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2016-10-24 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まみや海峡

Author:まみや海峡
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