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『クリミナルマインド9』感想

『クリミナルマインド シーズン9』感想。ネタバレなのでご注意ください。









9-1『インスピレーション 前編』。この事件はとても気持ち悪いけど、解決の経緯はそれほど複雑ではないし、最後あっけなかったなあと思いきや…。てっきりホッチの人事話がメインなのかと思ってました。ひっくり返してきたなあ!推理ものにあるこのネタ、意外とクリマイではメインで扱ったことがなかったかも。

9-2『インスピレーション 後編』。今回のゲスト俳優さん、演じ分け上手いねー。喋り方がちゃんと違う。始まりはサイコパスの話だったところへ、家族間の感情のもつれが入ってきて、1話と違ってすごく複雑なつくりになっていた。母親の思惑と、ジェシーの思惑が必ずしも同じでないから難しい。
リードの髪型、今回は前髪が長くて襟足短め。若く見える!というかチームの中でずっと「若造」だからなあ、リードは。

9-3『最後の銃声』。わざと下手を装う狙撃手だけど、プロファイラーにはお見通しだった。下手に撃つのも難しいね。何だったんだろう、あの妄想タイムは。あれ全部妄想だよね?狙撃には妄想が必要…?

9-4『声なき目撃者』。JJが初っ端から不穏!不倫っぽいセリフやら演出やらで本筋よりソワソワするんだけど、絶対他の理由があると思う。新しい部長、なんだかストラウスより安定してる。余計な口出しはしないし、BAUの粗探しもしないし、締めるところは締めるし。隙が無い…。

事件の方は何だか不気味だったなあ。犯人が顔を晒してる時点で厄介。保身の必要がない自棄になってる犯人は何でもやるから困る。

9-5『66号線』。この犯人は知能犯じゃないし、行き当たりばったりでミスも犯すので、あまり手ごわくない。しかし事件とは別にホッチが倒れてしまったので大変なことに。内部の古傷が開くことなんてあるの!?
現場へ向かうジェット内の人数がこんなに少ないことって今までにないかも。ガルシアは病院で付き添いなので、いつもの自分のお城でお仕事できずに大変、かと思いきやいつも通り有能だった。

 ホッチの夢は涙ウルウルだった…フォイエットが出て来なければね!なんなのあの人!ヘイリーだけでいいよ!まあホッチと切り離せない人ではあるけど…。ロッシのクラシックカーはかっこよかった。

事件のほうは、女の子がすごくかわいかった。丸い顔につるっとした頬とおでこがいい。もう絶対この子に傷がつかないようにしてくれー、と思った。犯人はどうしようもない奴だったけど、娘をかわいく思う気持ちだけは評価できたよ。
こういう事件の場合、娘を解放して父親は射殺か自殺が多いけど、そうならなかったのは元々あった親子の絆だったと思う。ダメな人間でも、かわいい娘が「パパ死んじゃダメ」と懇願すればやり直せる。いい話だった。

9-6『魔女裁判』。ガルシアのお部屋が登場。ハロウィンのためにいつにも増して賑やかな内装になってる!わりと毎シーズンハロウィンやってる気がする。今回はお菓子や仮装じゃなくて「死者の日」メインにして、メンバーそれぞれの亡くなった人を偲ぶスタイルに。こういうハロウィンもいいね。
 いいと思うんだけど泣けるよ~(T_T) みんな誰かしら肉親や兄弟を亡くしてるし、亡くすエピソードがあった人もいるし。ホッチとリードは記憶に新しくて辛い…。

9-7『地獄の門番』。しばらく犯人の目的と被害者の共通点がわからなかった。ダメなところがあるけど人好きがする、では茫洋としてるし。「マンションの住人を守るために、害ある人間を殺してる」とは。

リードは興味の範囲が広すぎて割と万能だけど、とうとう赤ん坊まで取り上げることに!ドクターさすがです。たしかにその気になれば何でも記憶できるけど、「JJの出産に備えて本を丸暗記」!仲間思いの健気さが今回の赤ん坊を救ったなあ。

9-8『少年兵士』。子供が被害者になるのも最悪だけど、子供を調教して利用するのも最悪、というのがこのエピソードでよくわかった。ダニエルの無表情と、感情が抑えきれずこみ上げてきた表情。…役者さんがすごい。

 モーガンの彼女(看護師)が呼び出されて出勤したのを聞いたガルシアが「モーガンされたのね!」。そう、モーガンは人のこと言えないよ。自分だって24時間ダイハードな生活送ってるのに(笑)。背後はいつも爆発。

9-9『奇妙な果実』。変わった話だったな。庭から死体が発見されたと思ったら、全編ほぼ取調室の密室劇。てっきり他の犯人が出てくるかと思ってた。だって発見現場の家の人が、ってそのまま過ぎる。
 犯人とロッシの取り調べの対峙で話が進んでいく。これは役者としては演技力が試される展開だなーと思った。しかも「黒人差別」を扱っているし、何より犯人の鬱屈とした怒りが全編に満ちているようで、重苦しかった。
 JJと新部長の関係を「不倫と思われてる」とすでにJJが危惧していたけど、リードだけじゃなく視聴者もそう思ってるよー!早く説明して安心させてよー!


9-10『いたずら電話』。これは犯人の視点や犯行シーンが挿入されないタイプの話。つまり終盤まで犯人がわからないので緊張感があったな。
 子供を誘拐された夫婦が、夫の方がちょっと完璧主義で神経質なので、最初疑ったよね。途中でJJ達が夫婦の様子を見て「この人達は犯人じゃない」と言うので、「そう思わせといてひっくり返されたらどうしよう!これが演技だったらどうしよう!」と事件とは別のドキドキがあった(ーー;)

9-11『怒りの鉄拳』。アレックス中心エピソード。元警官のお父さんの依頼で生まれ育った故郷へ。アレックスはクールで過干渉しないけど、逆にモーガンに「水臭い」と思われたり、弟に「姉さんは言語学者なのに何も話さない」と言われたり。一線引くのも考えものなんだな。
 最初は弟が、自分の管轄に入ってきた姉に反発してるのかと思ったら、姉さんちっとも故郷に帰ってこないと拗ねていたせいだった。事情がわかるとほのぼのするな。

9-12『ブラック・クイーン』。ガルシアのいわゆる「スレてた時期」が明らかに!厭世的になってたんだなあ。師匠みたいなハッカー仲間もいて、ブラック・クイーンと呼ばれて、それでもFBIにたどり着いたのは、元々持っていた「善性」のおかげだろう。きっと両親に育まれた。

 ガルシアだけだとシェーンとの駆け引きに負けてたかもしれないけど、モーガンというプロファイラーが付いてたおかげで勝てたね!頼むからいつもの掛け合いは止めないでー!セミナーの講師はどこで聴いてたんだ一体。

9-13『帰郷』。もう何も失うものがない「無敵の人」は厄介だな。足取りを隠さないから追いやすいけど、策を弄する必要がない分、犯行が早い。あっという間に済ませる。相手が悪人でも、脅迫のステップ入れずにズドンとやるから成功率がすごい。なんか今回の人強かったな。
 しかも基本悪人ではないから、途中で人を助けて、目撃者に感謝されて、庇われて足取りが不明に。こんなケースもあるのか。

9-14『200』。200って何かと思ったら200話か。待って前回の100話がホッチがこれでもかという酷い目に遭わされたんだが。今回はJJ。やめてー!なんで記念回になるとメンバーが苛められるの!?

 新部長のクルーズと秘密裏にコンタクトを取っていたのは、極秘任務のためだった。まさか「有能過ぎて引き抜かれた」と思ってた異動が、国に関わる任務だったとは。おかげで国務省のやつらが捜査を邪魔してくるー!
 全力で捜査すればもうちょっと迅速にJJを探せるのに、上層部があれはダメこれはダメ機密にアクセスするなと邪魔するから、下手なサイコパスより厄介だったよね。
回想シーンが中東の紛争地域で、JJのイメージとかけ離れてたなあ。ストラウスが懐かしい。ヘイスティングスは…人を見た目で判断してはダメだと重々承知してはいるんだけど…こいつの顔は絶対いい奴でしょ!絶対味方でしょ!もー騙された。もう一人いかにも悪そうな顔の奴を隣に置くから、余計にね。

絶望的な状況の中でのエミリー登場は、ほんとに心が慰められた…。心強さが半端ない。ありがとうエミリー。
 
9-15『アンダーソン夫妻の悩み』。事件の始まりが珍しかったし不意を突かれた。だって最初被害者からヒッチハイクしてるし、犯人は一度断ってる。連続殺人の途中だとは思えなかった。しかも奥さん、人が好さそうだし。
 モーガンの彼女とガルシア、絶対気が合って、彼氏達そっちのけでお喋りしそう。

9-16『天使の失踪』。この…題名からして幼女誘拐なのがつらい。まためちゃくちゃかわいい子役持ってきてるところがつらい。
 しかしスーの演技(役者の演技ではなく)、すごかったよ。誘拐前から微妙な表情があるなとは思ってたけど、ギャビーがいなくなった時の絶叫と混乱で、それが吹き飛んだ。
ガルシアが調べているうちに誘拐から人身売買の可能性が出てきて、涙流しながら検索しているところが好き。本当に凄惨な事件に向かないし慣れない優しい性格だなあ。最後の母子の再会はほんとに救われる。

9-17『トンネルの魔術師』。いかにも胡散臭い老人が出てきたのに、どうも別に犯人(博士)がいるっぽくて、途中まで首捻りながら観てた。催眠術、便利だ…。でもフィンはがんばって見抜いて偉かった。
 リードの犯人への言葉が、珍しく辛辣で、ちょっとスカッとした。「本当に見たのか。」「まだ生まれてない。」

9-18『渇いた牙』。またも意表をつく始まり方。すごく犯人っぽい(悪人じゃないけどやや偏執的っぽい)人が拉致されたー!被害者だった。ごめんなさい。
 
ガルシアとリード、一番運動に縁遠い人達が体力テスト…。現場に行くリードはともかく、ガルシアが1600M走らなきゃいけない状況なんて来たら、もうBAUは終わりなのでは…。
モーガンは「お前達の体力テストは免除してある」って言ったけど、一応今回はリードが体を張って役に立っていたよ!体力テストに向けて頑張っていたおかげで!しかし「鍛えてるんだ」って、なんてリードに似合わないセリフなんだ…。

9-19『記憶の稜線』。過去と現在を交互に映すタイプの話は、絶対何かあるんだ…。途中まで過去の事件がつつがなく解決できてるように見えて、何かおかしいなーという違和感があって、ずっともやもやしてた。
 モーガンの言う通り、ストックホルム症候群が治らない女性はずっと病院にいた方が安全かもしれない。

9-20『報復』。今までにない話だった。中盤くらいまで、犯人探しより「田舎の古い一族達の対立」が描かれていて、なんだか面白かった。みんな頑固で血気盛んで怖い。シシーみたいな、田舎の親族の中でなぜか誰も逆らえない怖いオバサンっているよね。なぜか男より権力持ってるの。

 てっきり覚せい剤密造かと思ったら、合法で頭のいい商売やってたのがすごい。あの一族ぱっと見てそんなの想像できないよ。
 最後…解決してないよー!かわいそうなカップル。

9-21『獣たちの祝宴』。モーガンと彼女が、かつてホッチやJJが経験した問題に直面している…。仕事と家庭をどうするか。家族との予定組んでも、急な事件で台無しになる。凶悪犯は待ってくれないからねえ。他の仕事と違って「急な出張」が断れない。

 JJは今のところ上手くいってるから、彼女の助言は有り難いなあ。モーガンも「相手が理解してくれない」「無理なら振ってくれ」じゃ駄目とズバズバ言われて、さすがに気まずそうだった。いつもはモーガンが人にアドバイスすることが多かったのに。

9-22『テセウスの迷宮』。途中まで被害者たちの接点がまったくわからず、接点が判明した時も「そんなことで?」と驚いた。あの日あの時あの店に居合わせただけ。性別年齢人種バラバラの被害者たちが、防犯カメラに揃って映っている画像はなかなかインパクトがあった。

 犯人の動機も今までになく奇妙。しかし色々な下地があるので、唐突に見えないのが良かった。幼少期の命が助かった経験、贈られた本、少しの躓きで行けなかったギリシャ。どれもただの偶然でしかないのに、犯人が「運命論」に惹かれる要因となる。
 しかも上司を恨んで殺そうとしたら、その上司が自分の運命を変えて命を救っていた!ただの偶然でも、犯人にとっては逆らえない運命論。
チームの説得が通じるとは限らない相手に、通常にはない思いもよらぬ解決の仕方だった。

9-23『天使と悪魔 前編』。クルーズ部長が復帰してよかった。刺された時はもうダメかと思ったなあ。だって、ご丁寧に刺してから捻ってたんだもの…。
 テキサスの検死がまあひどいこと。『CSI』観てた私は「誰かこいつを解雇しろ!」ってなった。まあそもそも検死官じゃないみたいだし。

 あの牧師は、またしても見た目で判断するんだけど、どう見ても善人じゃない。その通りだった。ショーン・ビーンにちょっと似てるけど、マフィアの幹部やってるほうが似合う。
 レストランの銃撃戦で、こいつがかなり頑張ったおかげで、BAU大ピンチに。武器が連射式とはいえ、牧師が手練れすぎる!リードが撃たれた時には「いや、まだ退場じゃないもん!この先のシーズンにも出てるし!」と必死に言い訳した(笑)。

9-24『天使と悪魔 後編』。サイコパスと同じかそれ以上に厄介な相手は「汚職」。いやー手強かったな。協力するはずの地元警察そのものが犯人の場合、ほんとに大変。警察署にいるのに怖い。病院にも保安官来て怖い。医者も信じられない。

 撃たれて入院中のリードに、ガルシアが付いててくれるのは心強かったけど、まさかこんなに周りが敵だらけの状況になるとは。
 おかげでガルシアがおそらく初めての発砲。ショックだろうけど、おかげでリードが助かったよ。

シーズン最後はアレックス退場を示唆する終わり方になった。なんだかシーズン通して、FBIの仕事がしんどそうな展開だったと思う。知的でクールでリードに対して保護者っぽかったアレックスだけど、ずっと学者肌が抜けなくて、捜査官の荒事に向かなそうな雰囲気ではあった。リードも根は学者なんだけど、なんだかんだ言って修羅場をくぐり抜けてきた捜査官なんだよなあ。

『ボーナストラック』感想。
メイキングと制作裏話。9話「奇妙な果実」での取調室の密室劇が、実は200話記念に予算を割きたくて、経費削減のためにセット一つで済む話になった、という衝撃の事実!そんなことがあるのか。クリマイでも予算ケチる回があったりするのか。
確かに14話「200」はアフガニスタンのセットや爆破シーン、戦車などお金つぎ込んでる感じはした!さすが200話だった(笑)。
しかし取調室のセット一つ、演技派の俳優二人を使った密室劇のシナリオが、高い評価を受けて感想が殺到したのはすごい。なにがどう影響出るかわからないな。もちろん脚本家の腕と俳優の演技がすごいのは言うまでもない。

200話記念パーティーが見れるのは感無量。最終シーズンが終わるまでに300話も見れるよね?楽しみにしています。しかしそれはまたメンバーの誰かがしんどい目に遭うということで…。あああでも楽しみ。

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テーマ : 海外ドラマ(欧米)
ジャンル : テレビ・ラジオ

2019-10-12 : ドラマ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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