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『バーフバリ 王の凱旋』感想

『バーフバリ 王の凱旋』感想。噂で聞いていたけど、想像以上にすごかった。架空の王国を舞台としたスケールの大きさ、主人公のかっこよさと筋肉と怪力、女性の力強さ(弓すごい強い)と可憐さ、サブキャラにもある深いドラマ、コーラスの壮大さ。今のインド映画に圧倒された。

今の、と言う理由は、私には90年代に流行ったインド映画のイメージが残っているから。当時のインドの流行は「小太りのおじさんがお腹プルプル震わせながら軽快に踊るミュージカル」。とりあえずそのイメージは捨てなければ。バーフバリは歴史大河!グラディエイターとか、ベンハー想像してください。

まず主人公のバーフバリがもう…これがインド人のイケメンなのかと思い知った。初めて見た。筋肉すごいマッチョなんだけど、顔もそりゃもう濃いんだけど、王族らしい気高さがある。民もひれ伏すし象が膝を折るのも納得できる。でも愛嬌のある表情もするんだよね。

兄のバラーラデーヴァもまたバーフバリとは違うタイプの美形。兄の方が顔の輪郭がシュッとしてる。序盤はセリフが少なくて知的な感じだなと思ったんですよ。そう、私は2から見たので1は未視聴。知らなかったんですよ…。終盤でバーフバリに負けない怪力と筋肉を見せてくれます。

国母シヴァガミ様の目をクワッと見開いた画像は以前からTLに流れてきていたので、期待して観てたら予想以上にこのシーンが多かった。つい見入ってしまうよ、この目力。声も力強くて苛烈でかっこいい。聞き入ってしまう。この目と声に逆らえる人はいないんじゃないか。

と、思うんだけどね。恐れもせずに毅然と逆らうデーヴァセーナ超かっこいい!強い!美しいし歌はかわいいし弓も剣も強いんだけど、一番の魅力は何者にも屈しない毅然とした態度。バーフバリに連れられて謁見した時は心配だったんだけど、シヴァガミの怒りを物ともしない人だった。

この映画の良さは、バーフバリだけでなくサブキャラの魅力にもある。クマラ良かったよー!小心者だけど勇気ある人だよ!序盤のコミカル要素担当だけど、観る人はみんなクマラを応援したくなるんじゃないだろうか。バーフバリのように超人じゃなくても、王族の誇りを持って頑張った人だった。

カッタッパは序盤の身分を隠してるところ、絶対楽しんでるよね。ノリノリで演技してるよね。このあたりのシーン楽しかったな。
この人は1にも出ているそうなので、観る順番が違うと色々感想も違うのかもしれない。

そういえば、インドは椅子じゃなくて敷物とかクッションみたいに座るタイプが多くて、座るとき片膝を立てるのがものすごく偉そうでかっこいい。位の高さを感じる。

インドの音楽、というかバーフバリの音楽は、歴史ものだけあってコーラスが重厚。一昔前のイメージだと高い声で楽しく踊るのを想像するけど、結構男性の低音使ってた。ディズニーの「プリンスオブエジプト」のイメージが近いかな。

しかし女性(ヒロイン)のボーカル曲は昔から変わってないな!高い音域でかわいらしく飛び跳ねるようなメロディライン。他の歌にはないダンスが入る。しかも急にイメージ映像っぽく幻想的に。というか予想外だよ。飛んだよ!?これはほんとインド特有だよねー。

戦闘シーンは豪快で、すべてが破格。剣の一振りで兵士が数人飛んでいく三国無双みたいな感じ。バーフバリもバラーラデーヴァも怪力で、重いものを投げては石造りの建物がガンガン壊れていく。けど二人の筋肉を見れば納得がいきます。おかしいことはないよ。

もし同じことをハリウッド映画でやったら荒唐無稽に見えるけど、この映画ではそうは見えない。お金つぎ込んだ豪奢な美術が、壮大な舞台背景が、俳優たちの演技が、重厚なストーリーが、ものすごい説得力を持ってこっちの脳を殴ってくる。これがバーフバリか…。

Twitterで映画好きな方が軒並みマヒシュマティ国民となり、王を称えるツイが延々流れてきたのでこの映画を知ることができました。何もなければインド映画を観ようとはまず思いつかなかったでしょう。国民の皆さんに感謝。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2019-10-10 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まみや海峡

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