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『特捜部Q キジ殺し』感想

『特捜部Q キジ殺し』感想。序盤、カールが相変わらずで微笑ましい。新しい秘書のローセに挨拶したきり、他に何て言ったらいいかわからずアサドに目で訴えるカール。聞き込みや取り調べはガンガンできるのに、普通の会話ができない!あの事件のせいではなく、元からこうなんだな。

カールが一人で捜査に突っ走っていた前作とは違い、今回は本当にアサドを信頼しているのがよくわかる。他の事件山積みなのに20年前の事件を追う時に「いいだろ?」と聞いたり、「君が疑問を持たなければこの件は終わりだ」と判断を丸投げする。自分と同じ判断であることを疑いもしてない!

事件解決のためにひたすら突っ走る暴走特急カールの後を、アサドは一生懸命走って追っかけるし、カールはそれをわかってるからこそ暴走する。前作では「もっとお礼言え!」と思ったけど、なんかもう…許す(笑)。これだけの信頼をまるごと渡されるから、アサドも許してるんだろうな。

ローセも有能だし、特捜部を気に入ってるけど、カールの暴走特急についていくのは大変そう。頼むから辞めないであげて。アサド一人じゃカールのフォロー大変すぎる。でもこの人もきっとカールと同様の『頑固な正義感』を持っていると思う。

回想シーンに出てくる女子学生の容姿がすごく印象的。派手な美人じゃないけど、顔がきつく整ってて、髪はきちっと結んでるのに真っ赤なルージュ。彼女自身にあまり共感も同情もできないけど、彼女の不思議な魅力がこの映画の根底にある。

映像だとおそらく小説よりは心理描写が言葉にされないだろうけど、彼女の表情がそれを補って有り余る。特別な存在から特別な扱いを受ける誇らしさで胸が一杯になる。優越感が孤独を埋めてくれる。愚かだけど輝いてる青春時代が画面から伝わってくる。

前作では上司がもうわからずやでストレスたまったけど、今回はグッジョブだったよ!やればできるじゃない!特捜部が突っ走れば事件は解決するって信じてください。次回もよろしく!
アサドはカールと違って丁寧に人とコミュニケーションを取るから、味方が増える。今回もそれに助けられたなあ。

前作は途中まで犯人も動機も明かされなかったから、得体の知れなさが半端なかったけど、今回は割と同時進行で犯人の行動が分かったから、そういう雰囲気はなかったかな。スリルは十分あったけど。暴走特急カールのおかげで。無茶ばっかり!(笑)。次回作も楽しみです。
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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2018-10-23 : 映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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